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OP complete MK18MOD1 ver5

OPコンプリートMK18MOD1 Ver5が完成しました。
思い起こせば12年前。

【ここからは回想です。本編は画像2枚めより御覧ください】

2008年にWAM4というガスブローバックM4が誕生しました。

それ以前は私トレポンを持っていました。
でもWAM4が出る前のトレポンでも満足できなくて、
トレポンにガスユニットを移植したオリジナルのM4をショップで購入していました。

でもこれでも満足ができなくて、、、

そして2008年にWAM4が誕生。
衝撃的でしたね〜。

当時は一回り小さいMGCの設計?でスタートしていましたが、
やはり内部のリアルな構造、フィールドストリップが実銃同様。
そしてブローバックのリコイル、サイクル、ガスの匂い。
なにもかも衝撃で非常に嬉しく満足度が高かったです。

あぁこれを待ち望んでいたんだと心の底から思いましたね。
そして手持ちの銃はすべて売却しました笑

WAM4を研究しまくり、社外の新製品は全て買いましたね〜。
そしてやっとリアルサイズレシーバーが出たときは嬉しかったです。
最初はGPとかジークとか色々出たような。

プライムというメーカーが初めてのリアルサイズレシーバーだったでしょうか。
当時レシーバーキットが10万円。
高いなぁと思いながらも購入していました。

鍛造とかハードアノダイズドとか全然知らない時代でしたよ。

とにかくリアルサイズロアを手に入れたので、
なんとかして実アッパーが乗らないか試行錯誤です。
あのときは色んな所削ってなんとか乗せましたね。
動きも悪かったし。

ま、WAM4はアッパー以外は割と乗る設計でしたから、
実アッパー乗ったときは夢心地でした。
よーしこれでトレポンに外観が近づいてきたぞと!

でね、私錆が極度に嫌いで萎えるんです。
トレポンにしても当初の純正バレルはスチールで良いなぁって思ってましたが、
錆との戦い。

まぁそれがリアルと言えばリアルなのですが、
錆びるとダサいし、汚いし、何より新品の実パーに似合わない。
私はベトナム時代を知らないので、
M4っていうのは凄くキレイなイメージなんです笑
今で言うBCMとかHSPみたいな感じ?

ヘビーデューティーな雰囲気は求めていませんでした。

そこで誕生したのがOPバレルです。
最初からステンレスでリリースしました。
実アッパー用の寸法で、外寸リアル寸法でSUS303でスタート。

当初右見ても左見てもスチールかアルミバレル全盛期。
しかも値段は5,000円から15,000円ほどが主流。

そこに3万円のステンレス無垢のピカピカバレルですよ。
マーケティングという理論があれば無謀でした。
周りのショップの方からも絶対売れないって言われましたからね。

まぁ私は「実銃を超える究極のトイガン」を目指していましたから、
スチールでいくわけにはいきませんでした。
絶対錆びますし。錆がちょっとでも浮いてくると萎えますよ。
バレルの手入れなんて組んだ後はできませんし。

なのでステンレスバレルをMK18とかMK12に最初は入れてましたね〜。
なんでバレルピカピカなの?って言われましたが、
そこじゃないんですと。

でも同志は多かったようです。
OPバレルというネーミングもOP愛好家様に名付けて頂きましたし、
OPバレルの設計もOP愛好家様と一緒にやりました。
当時1ロット30本なのですが、完成前から予約完売は3年位続いた気がします。

OPバレルが誕生したのが2009年8月かな?
今でも購入頂いてることは本当に感謝です。
しかも在庫もない状況で皆様にお待ちいただいてるほどです。
本当に有難うございます。

そうやって「実銃を超える究極のトイガン」を目指してきたので、
OPバレルはレシーブラックコーティングという黒いコーティングも人気でした。
塗装でもなく、パーカーとも違う独自のコーティングは
今でこそシュアファイアのハイダーの代名詞になっていますが、
その当時はまだでしたよ〜。
日本でコーティングできない技術だったので、
スイスの工場からアメリカの工場を紹介してもらって、
わざわざバレルをアメリカに送ってましたから。
日本に戻って切るときに、税関の方にトイガンと本物の区別がつきませんと言われ汗
設計図と実銃転用不可の証明をしましたね〜笑

そしてOPバレルエクステンションですね。
当初社外のエクステンションは構造が違いました。
ピンも細くて実銃トルクでバレルナットを締めると、
エクステンションのインデックスピンが折れて、
ロッキングラグの位置がズレるんです。
トイガンのトルクしか想定してないのでしょうがないのですが。

そしてね。
バレルエクステンションも社外品はスチールだったので錆びるんです。

OPバレルエクステンションをステンレスで造ったのは
本当に錆が嫌なのと、実銃トルクに耐える設計にしたかったからです。

こちらも現在はSUS303からSUS416になって、
VFCにも対応する設計になっています。

先日インスタで紹介したCO2マグ+実物バッファスプリングの仕様だと必須です。
OPバレルエクステ、クルセイダーボルトでバッファとのクリアランスが最適化されます。
この位置関係がバレルエクステンションの鍵です。
皆様気づかれてないと思いますがここは本当に大事なんです。

単なるドレスアップ、高剛性パーツではなく、
実アッパー、クルセイダーボルト、バッファのクリアランスを最適化するためのOPバレルエクステンションです。

そうすればインスタで紹介したドーナツ現象が再現されます。
このクリアランスが間違っているとバッファリテイナーが、
バッファを叩いてボロボロにしてしまいます。

長いんですが、もうちょっとお付き合いください。
次はロアですね。

一般的にアルミロアは6000番アルミです。
ぜんぜん柔らかいわけじゃないですが、
やっぱり鍛造のほうが良いです。
VFC鍛造は6000番の鍛造です。
なので硬質アルマイトでは真っ黒にならないと思います。

OPロア1stはWAM4用ですが、7075ビレットからの削り出しです。
MK18MOD0で再現したのですが軍用硬質アルマイト処理の見事な色。
あれが本物ですね。

7075ビレットからの削り出しということで剛性は最高レベルです。
今回のMK18MOD1はそれが導入されています。

もうねヴィンテージフェラーリの世界。
乗る(撃つ)んじゃなくて見て楽しむ。
これぞ動く(撃てる)アート。

乗れる(撃てる)ようにはしてるけど乗らない(撃たない)。
この境地ですよ。

長々説明しましたが、上述のような想いを馳せるには最高の1丁なわけです。

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ここ悶絶ポイント。
シュアファイア四つ叉ハイダー。
この時代はみんなこれつけてますもんね。

通常は三叉ですが、、、

これにシュアファイアトレーナーサプFDEを合わせると最高ですよ。

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ナイツフロントサイトベース。
タープカラーですが貴重な初期モデル。
焦げ茶です。

最近のロットは明るい色なのでまさにタープですね。

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パーツ構成
■Daniel Defense Mk18 RIS2(当時物2011年)
■COLT M4 Upper Receiver(C刻印M4)
■Badger Ordnance Mk12/MK18 Low Profile Gas Block
■Surefire 4 PRONG(四つ叉官給)
■SurefireトレーナーサプFDE
■COLT A2 GRIP
■COLT Trigger Guard
■COLT Take Down Pin
■COLT Pivot Pin
■NOVESKE Buffer
■NOVESKE Gas Tube
■LMT SOPMOD STOCK TAN(旧型小穴)
■LMT 6 position tube
■PRI Charging Handle
■COLT Full Auto Ambi Selector
■Norgon Magazine Release

■OPバレルSUSレシー10.3インチ
■OP 7075 1st LOWER RECEIVER(COLT DEFENSE)
■OP SUS Barrel Extension
■IRON Inner Parts Kit
■RS TYPE Trigger
■RATECH 7075 NOZZLE NPAS
■RATECH STEEl BOLT
■MADBULL INNER BARREL
■IRON HOP UP GUIDE
■MADBULL HOP

■ITI Dual Switch
■ITI WMX200 TAN Rotation
■EOTECH EXPS3-0 TAN 5段NSN
■EOTECH G23STS TAN L3
■PEQ15TAN
■Tangodown Fore Grip ITI

■KAC Front Sight Taupe(旧型焦げ茶)
■A.R.M.S #38 Rear Sight
■CQD Front Swivel(旧型)

価格は3,500,000円税別

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ローテーション式のWMX200。
これ必須ですよね。

初期のロットなのでネジがシルバー。

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CQDフロントスイベルに5桁EXPS3-0TANが最高。
なかなか見なくなったG23STS TANをあわせます。

PRIガスバスターチャージングハンドルも鉄板。
やはりガスの吹き戻しはサプレッサーをつけるとよりひどくなりますからね。

限定1丁です。

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